パワポを使う講師の限界
From:高橋政史
「パワポを使うな!」
これは、ある師のひと言です。
きょうは、ひとつの仮説についてお話をします。
ちょっと、極論を言ってもいいですか?
その極論とは、、、
一流講師は、
パワポを使わない。
三流講師は、
パワポがないと話せない。
ひとつの仮説ですが、、、
一流講師は、
パワポを使わない。
三流講師は、
パワポがないと話せない。
と言っておきながら、、、告白します。
かつて30代の講師駆け出しの頃の私は、
パワポをバリバリ作り込んだセミナーをやっていました。
いま思えば、三流でした(笑)。
でも、ある師と出会い、すべてが変わりました。
「パワポを使うな!」
その師は言いました。
パワポを使うと、一流講師の
3つのスキルを身につけること
ができなくなるから…とのこと
でした。
その3つのスキルとは?
1.アイコンタクトのスキル
2.ラポール(受講生と呼吸を
合わせる)を築くスキル
3.言葉だけで、相手の心の中に
イメージを建築するスキル
の3つです。
例えば、この中の3つ目の
「言葉だけで相手の心の中に
イメージを建築するスキル」
は、パワポに頼ったプレゼンや
セミナーから抜け出せない限り
身につくことはありません。
そして、このスキルの獲得には
時間がかかります。
私は、ある師と出会い、明確に
「パワポを使うな!」
と言ってもらえたおかげで、
その翌日から「パワポを使わず」
教えることを始めました。
そのおかげで、
一流講師がもつ3つのスキルを
磨いていくことができました。
気づけば、その3つのスキルが
いまの自分を土台となっています。
そして、ある師が私にやってくれた
ことを、いま私自身が、方眼ノート
トレーナーをはじめ「教える立場」
に立つ人たちに手渡すことができて
います。
「パワポを使うな!」
私たちは、道具の使い方が原因で
一流ではなく三流のまま終わる…
ことがある。
そのことを、師のひと言は暗示
してくれていたのです。
もし、あなたが講師として、
高みを目指すなら、単に情報を
提供するだけのセミナー講師から
一歩も二歩も抜け出した存在に
なりたいなら、、、
ぜひ、
「パワポを使うな!」
ということを頭の片隅において、
ぜひ、実践していってみてください。
それでは、またお会いしましょう。
高橋政史