13歳の春、人生が動き出した!
From:高橋政史
恵比寿のカフェにて、、、
13歳の春、ひとりの少年の人生が動き出しました。
福井県に、勉強嫌いで、親の言うことをきかないひとりの少年がいました。でも、中1から中2になる春休み、少年は1冊の本と格闘しながら、机に向かい始めます。そして、中2の春、最初の中間試験で、「500点満点中480点」の点数をとることになりました。
1年たった今、少年は国語・英語以外は「90点以下の点数をとったことない」状態に。そして、少年の手元には、1年前とはまるで別人の「整理されたノート」があります。そのノートを手にしながら、少年はこんなセリフを放ちました。
「僕には、もう参考書はいらない」
と…。少年が手にした1冊の本とは?そして、13歳の春休みのわずかの期間と「500点満点中480点」の1回の体験が、少年のその後との人生に土台をつくる「ゴールデン・モーメント」になるとは…。
1回性の法則
「1回性の法則」というものをご存知でしょうか?
たったい1回の出来事がキッカケで、まるでそれまでの人生と、これからの人生がまるで別世界になってしまうような体験をしてしまうことです。たった1回の体験で、人生の台本が別物に変わるようなものです。
13歳の春、少年は「1回性」に遭遇し、人生が動き出しました。
彼が手にした1冊は、『図解版 頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』です。彼は、その1冊をボロボロになるくらいまで使い倒しました。なぜか?本当は、勉強嫌いから脱却したかった…のです。そして、思いっきりいい点数をテストでとってみたかったのです。でも、そのやり方、確信がなかった…だから、どうすることもできなった…。
たまたま福井で開催された私の「親子講座(講演)」に参加されたお母さんが持ち帰った講演の内容と《1冊の本=『図解版 頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』》が、13歳の少年の人生の地図を大きく書き換えるキッカケとなりました。
「勉強嫌いの少年→大人へ」のルートから、
「勉強が超できる少年→大人へ」の選択できる人生ルートへ
とシフトするキッカケとなった「1日」。
その「1日」を手渡せるかどうかは、親しかいません。その「1日」を手渡してあげたお母さんの存在が、この逆転の物語がはじまる鍵を握ります。
あなたは、子供時代に、勉強に仕事に、そしてその後の人生に大きく影響をもたらすような「1回性」の体験をしたことがありますか?あなたの両親は、そんな「1回性」の体験を手渡してくれましたか?
じつは、勉強ができない…。
ひとつ、不都合な真実をお話しましょう。
それは、99%の大人が「じつは、勉強ができない…」という真実です。そして、この「じつは、勉強ができない…」という真実は、まるで足に鎖でくくりつけられた鉄の固まりのように、新たなスキルの獲得、仕事で成果を上げることのブレーキ、足かせになっていたのです。
どういうことか?
もしもあなたが、子どものころ、学生時代、「勉強ができなかった…」という体験があるなら、ひとつ質問があります。
「あなたは、今、勉強が得意ですか?」
もしかすると、多くの方が「NO」だと思います。「勉強ができなかった…」子供時代の過ごした人(たぶん99%)は、人生のどこかのタイミングで「「こうすれば、満点がとれる!」という「ロジック(脳の回路)=勉強スキル」を身につけていなければ、いまもきっと「勉強ができない」可能性が大です。
勉強力=英語力=脳の回路ができる。
必ず再現できるレベルで脳の回路ができていなければ、一生英語を使えないように、一生勉強で苦労する、あるいは勉強しているつもり(定着しない、時間がかかる状態)に…。
少し極論ですが、、、
《勉強力→仕事力→年収力》
という構図がそこにあります。もしも人生の早い時期で「勉強力」という脳の回路を構築しそこねたのなら(私がそうでした)、できるだけ早急に「勉強力」の回路を脳につくっておくこと。そうすることで、今後の人生の選択肢がグンと広がるような感じはしませんか?
そして、それがあなた自身のこととして重要であると同時に、もしもあなたに未来の選択肢を広げてあげたいお子さんがいらっしゃるとしたら、なおさらなのかもしれません。
私も、小学生の2人の息子をもつ父親として、子どもたちに「タイミングをのがさず」必要な一生モノの武器や体験を手渡してあげることを大事にしています。
それでは、またお会いしましょう。
高橋政史