反省しないで、《空雨傘》!
From:高橋政史
新宿のタリーズにて、、、
今週末、3月5日と6日の2日間。方眼ノート指導0期のAコースの2日間講座がいよいよ開催されます。いま、そのための最終準備のまっただ中です。
方眼ノート指導の取り組みは、「教えない教育」を実践できる「教育家」づくりというスタイルを徹底しています。例えば、2日間講座が始まる前の準備。この準備の段階で、すでに0期の方は少なくとも36時間以上の集中学習をしています。なぜか?2日間の講座よりも大事なことは「事前の準備と事後の実践」。教育の9割は準備と実践で決まります。
例えば、どのようなことをしてもらっているかというと、、、
・自分年表をつくる
・プロフィールを用意する
・方眼ノートを教える「100個の理由」を書き出す
・受講生候補のプロファイリング(要は、どんな人なのかを見える化する)
・事前作戦会議「永遠の0(ゼロ)」4回への参加もしくは音声受講(全12時間超)を踏まえて、方眼ノートを書き、実践する
・24本の動画レクチャーを穴があくほど視聴する
・課題図書を熟読する
・私からのメッセージメールは連日22本(現時点で)。これを受けて、自身に必要な実践を方眼ノートを使って行う
・etc.
などです。
みなさん、お仕事のある中で大変だと思います。ただ、このタイミングで「大変=大きく変わる」ためには、時間とエネルギーをかけて集中学習と実践が必要となります。
「失敗」を宝に変える
「魔法の3文字=空雨傘」
なぜ、これほど事前に時間をかけて準備をしていただいているかといえば、、、それは、講座の2日間の密度を最高度に高めるためと、2日間の講座が終えたら、すぐに集客して、講座を開催できるようになってもらうためです。
上記に加え、昨日からはチャットワークグループが開設。そこで、直接私からのフィードバックがすでにはじまっています。その中で、昨日フィードバックしたことが、きっとみなさんにも参考になるかと思い、ここで紹介します。
それは、
【ルール3】「反省しないで、《空雨傘》!」
というルールです。
※「空雨傘」とは、外資系コンサルティング会社マッキンゼーの社会で使われている言葉で、できるコンサルタントの思考法です。「空=事実」に基づいて「雨=解釈」を正しく行い、的確な「傘=行動」を取ると結果につながる。という考え方(思考法)です。「空雨傘」については、『頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』をお読みください。
教育する人のセルフイメージが高さが
教育の質を決定づける
どういうことかというと、0期に参加される方の中には講師経験がほとんどない方もいます。すると、経験がないぶんだけ、たくさんの「失敗」をしてしまいます。
すると、失敗→反省→落ち込む→セルフイメージの低下…ということに。これって、教育家になる上では絶対避けたいルート。なぜなら、教育家は「教える」以前にセルフイメージを高く状態であることがいつも求められるからです。教育家のセルフイメージの高さが、受講生の学びのステージの高さを決めていきます。
で、どうするか?
「反省しないで、《空雨傘》!」
です。反省なんて必要ないんです。反省したところで、失敗した事実は消えたりしません。人生も教育も大事なのは「失敗」を次の「改善」につなげることができるかどうか。
そこで、反省しないで、「失敗」した事実に基づき、その状況がなぜ生まれたのか、もしもそのような今後起るとしたら、どのような可能性と対応策が可能か、自分に今足りない力があるとしたら何か、その力を補うために必要なものな何か?など「解釈」をし、結果に直結するような具体的な行動を導き出してくことが「成功の生命線」。
反省せず、《空雨傘》!
を習慣化できる方眼ノート
そして、方眼ノートを使えば、これが簡単にできます。頭の中だけで考えていては、「あ〜失敗してしまった…どうしよう…なんで、自分は…」というような堂々巡りが繰り返され、セルフイメージの下降線が描かれていってしまいます。ところが、方眼ノートを使えば、その頭の中のセフルイメージ低下の混乱から抜け出し、その代わりに、手元の方眼ノートの上に、いまは見えていなかった「事実→解釈→行動」の新たな流れが見えてきます。見えたら、後は実行すれば、物事はうまくいきます。
今回は、方眼ノート0期の方へのフィードバックをご紹介しましたが、この
「反省しないで、《空雨傘》!」
あなたのビジネスシーン、あるいは勉強にもかなり効きます。それはまるで、いつも傍らに「突破口」を開いてくれる一流のコーチやコンサルタントがいるようなものです。その存在にあなた自身がなれるのが、方眼ノートの面白いところです。
ぜひ、方眼ノートの進化系として実践してみてください。もしもあなたが、新しいチャレンジをしていて、そのために失敗をする機会が多くて、凹みがちだとしたら、その威力をすぐにでも体感・体感いただけるかと思います。
ぜひ、おためください。
それでは、またお会いしましょう。