【千代田区、270日の軌跡】全校生徒・全教科・全教員「授業ノート=方眼ノート」実践の物語《その1》
こんにちは、高橋政史です。
今日は、2015年3月から千代田区の教育委員会から要請を受けて国会議事堂から一番近い伝統校「麹町中学」で始まった「全校生徒・全教科・全教科」の授業ノートをすべて「方眼ノート&共通メソッド」化の取り組みの話をお届けします。
今日は《その1》。
質問です。
もしも、あなたに来年中学1年生になる子供さんが居て、入学前の学校の事前説明会で校長先生から、
「子供さんのノートは、全教科、A4(見開きA3)の方眼ノートにしてください」
という説明を受けたら、どう思われますか?
千代田区の麹町中学の父兄のみなさんはPTA会長をはじめ、みなさん「ノートに少しお金がかかるけど、子どもたちの成績が上がるなら、それが未来につながるなら…」と「ぜひ!」という後押しをされました。
それが、2015年3月のことです。
あれから9ヶ月…。
今日、12月18日、
千代田区の教育委員会の要請のもとはじまった麹町中学での取り組みの「結果発表会」がひらかれます。千代田区の教育長をはじめ、東京都の各教育員会の方々そして小中高の学校長の方々、そして企業関係者さらにはマスコミの方々に向けて、9ヶ月間にわたる全国初となる「授業ノートは全教科方眼ノート」の取り組みの「ドラマ」がいくつも披露されます。
例えば、
- ・生徒のノート「Before/After」
- ・なぜ「3年生よりも1年生のノートがすごい!」のか?
- ・なぜ「A4のわら半紙を廃止した」のか?
- ・なぜ大人たちは子どもの未来のために方眼ノートを手渡したのか?
- ・生徒たちのノートの進化にあわせて先生たちの板書も進化した理由
など、書籍や学校の指導要綱を見てもどこにも載っていない「校長先生・先生方・生徒たち」が9ヶ月間で紡ぎだした「リアルな実践知」がそこにあふれています。
明日は、本日の千代田区・麹町中学での「結果発表会」の模様と、この取り組みが指導した2015年3月の話をお届けします。
それでは、また。