売上1.5倍!農家の脳業
From:高橋政史
名古屋へ向かう新幹線のぞみの車中より
「売上が1.5倍になったんです」
そう話すのは、三河の地で秘伝のさつまいもをつくる2代目農家のSさん。Sさんは、これまで2年間、マルシェに出店してきました。それなにノウハウも獲得してきたつもりで、まわりの農家の方よりは売上を上げている方でした。マーケティングをはじめいろんな知識を仕入れる勉強熱心な専業農家さん。でも、この3月、、、
「すべてを変わってしまいました」
そう話すSさん。いったい、Sさんに何があったのか?そして、農家のSさんが「脳業」に目覚め、そこから短期間に売上1.5倍を実現した「農家の脳業戦略」とは何だったのか?
今日は「農業の脳業戦略」と題して、方眼ノートで未来を最短最速で変えていった現在進行形のSさんのケース(事例)をご紹介することにしましょう。
最悪の日の、過去最高売上!
「あっ、最悪…。今日はダメだ」
その日は、農家の方にとっては待ちに待ったマルシェの日。
※マルシェ:週末などに人が集まる広場などで、野菜をはじめいろんな生産者の方がご自慢の品を売る市場
農家の方にとっては、自分でつくった「作物」を即現金化でき、お客さんと直接触れ合える貴重な場所。
Sさんは、これまでマルシェに2年ほど出店してきました。売上の最高値はこれまで「ある売上金額」。その金額は、天気のいい人出がたくさんの週末。そのおかげで、「えっ、こんなに売れちゃうの!」とほくほく顔。ところが、それ以来、その「ある売上金額」の壁を超えることができずにいました…。
ところが、その
「最悪の日に、過去最高の売上!」
を実現することになります。しかも、売上はいきなり過去最高を1.5倍の売上。しかも、その日は、朝からお客さんの出足が悪く、「あっ、今日は売れないかも…」という気持ちがよぎるような状況。そして、まわりに出店していた農家仲間は売れ残り続出の大惨敗。そんな中、Sさんのお店は完売、売上1.5倍に。
マルシェ終了後、Sさんは、まわりの農家仲間からは「こんな日に、何でそんなに売れちゃうわけ」「いいよな、どうやったらそんな売れるの?」と質問攻めに。
方眼ノートで「脳業」
自然の大地で「農業」
Sさんに何があったのか?
Sさんは、この3月「方眼ノートトレーナー0期」に参加された方。現在は農家であり方眼ノートトレーナーでもある、農業と脳業を量通指せる日本初の兼業(脳業と農業)農家さん。
Sさんは、 方眼ノートトレーナーになる過程で、膨大な数の方眼ノートを実践していきました。その過程で、、、
「結局、自分の利益のことばかり考えていた…」
「まわり(農家)とはちがうと思っていても、思考の罠にはまっていた…」
「結果が変わってはじめて、自分の考え方はかわるんだ…」
「なんで、これまでマーケティングとか、いろんなことを勉強してきたのに売上が急伸することがなかったのか、その理由が身をもってわかった…」
「農家は、つくる人。という認識がじつはこびりついていた。農家=つくる人から売れる人へ変われる手応えを得ています」
といった本物の学びを、ご自身の手でつかみとっていかれました。そして、Sさんいわく、、、
「いまは、売上アップのアイデアとロジックが溢れてきてしかたありません。…文字通り、ノートが自分の可能性(売上)に蓋をしてきたんだと思うわけです。こんなワクワクした気持ちで、あの手も、この手も、はやく試してみたい衝動を抑えきれません」
とのこと。
方眼ノートDE脳業革命!?
Sさんの話を聞いていて、つくづく感じたことは、、、
農業にこそ「脳業」を!
ということです。
農家の現実は、、、
農産物を市場にもっていけば売れる=1/5の価格という「買い取りシステム」頼み。
これは別の見方をすると、「売る」ことのリスクを取らない代わりに、そこに眠る「埋蔵金=4/5の付加価値」を放棄しているということ。Sさんのように「自分で売上を伸ばせる」脳業をチカラを向上させていけば、直接消費者に「売れる」ようになり、これまで長年にわたって手放してきた埋蔵金を獲得できるようになるわけです。
「つくる人」から「売れる人」へ
Sさんの脳業で農業に革命を起こす活動は、その第一幕があいたばかり。これから、どこまで売上規模を、現在とはケタ違いのスケールで広げていけるか、楽しみなところです。
そして、この
「つくる人」から「売れる人」へ
「◯◯業」+「脳業」で「儲かる人」へ
あなたのジャンルがもしも「脳業」が足りていない、、、これまでの思考の罠から抜け出せていないところなら、あなたが一躍ライバルの一歩も二歩も先へ駒を進める先駆者になる可能性が大です。
肥沃な大地が、豊かな作物を育むように、
整理された思考の大地(ノート)に、豊かな未来が育まれていきます。
未来はノートで変えられる。
あなたの売上アップに、付加価値の向上にぜひ「方眼ノートDE脳業!」を実践していってみてください。
それでは、またお会いしましょう。
高橋政史