「考えすぎて行動できない…」は、嘘!?
From:高橋政史
恵比寿のカフェにて、、、
よく、「考えすぎて行動できない…」
という表現を目にします。
また、「考えず、とにかく行動しなさい!」
という表現も目にします。
これって、本当でしょうか?あなたは、どう思いますか?
結論から言えば、
「考えすぎて行動できない…」
「考えず、とにかく行動しなさい!」
のどちらも「嘘です!」。なぜでしょうか?
じつは、ポイントは、
「考えすぎて行動できない…」
「考えず、とにかく行動しなさい!」
にはありません。
じつは、、、
このような考え方を間に受けて、物事をやるとしたら、キケンです。
ポイントは、「考える」の定義にありました。
こちらにあげた
「考えすぎて行動できない…」
「考えず、とにかく行動しなさい!」
のメッセージの前提には、
「考える=迷走する、グルグル回る、悩む」
というニュアンスの定義があり、
「考える」が行動を妨げるという前提がそこにあります。
では、「考える」を次のように定義したらどうでしょうか?
私は、「考える」を次のように定義しています。
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「考える」とは、
自分のゴールを実現するために
やるべき正しい行動を決めること
具体的には、
1.心の底から実現したいゴールに向けて、
2.そこにある現実を毎日直視しながら、
3.必ず成果の出る考え方にもとづいて、
4.結果に直結する正しい行動を決める
ことです。
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少し、回りくどい定義ですが、
「考えるって、何…」
という「考える」が定義できてないがために、
「考えすぎて行動できない…」
「考えず、とにかく行動しなさい!」
というメッセージに振り回されているよりも、あなたが欲しいゴールへ最短最速で近づけるような「考えるの定義」になっていませんか?
「なんか、難しそう…」
と感じましたか?
もし、そうだとしたら、あなたの「考える」が機能しているかどうかを確認してみると、少しは、「考えすぎて行動できない…」は、「嘘だった…」と気づくことができると思います。
では、どうやって、「考える」が機能しているかどうかを確認すればいいのか?
答えは、ノートの中にあります。
まず、あなたのノートを手元に置いてください。そして、これから、3分間ほどの時間でいいので、次の4つの質問をサーチライトにしながら、見つけてみてください…あなたの「考える」を。
1.心の底から実現したいゴールが、「書かれています」か?
2.そこにある現実を毎日直視した記録が「書かれています」か?
3.必ず成果の出る考え方にもとづいて、捨てる情報、活かす情報を分けた様子が「書かれています」か?
4.結果に直結するやると決めた正しい行動が「書かれています」か?
いかがでしたか?
あなたの「考える」は、あなたの「ノート」の中に、見つけることができましたか?
「できていた!」ということでしたら、「おめでとうございます!」
「できていなかった…」ということでも、「おめでとうございます!」
これをキッカケに、あなたの「考える」をノートの上で再現していってみてください。
1ヶ月以内に、あなたの「これまで」とひと味も、ふた味も、ちがう「未来」があなたのノートの上に顔を見せ始めていることと思います。
「未来はノートで変えられる」
それでは、またお会いしましょう。
高橋政史